電柱日報

日々の由無し事

『レジェンド・オブ・メキシコ』

B級ガンアクションの快作『デスペラード』のシリーズ作品ということで、前作のような撃ちまくりな90分を期待しましたが、正直その意味では肩透かしでしたねぇ。
妻子を失い打ちひしがれた主人公ってことで、前作のお気楽なアクションと比べると、全体的におとなしかった印象です。
今作ではマシンガンとショットガンがメインで(派手に吹っ飛ぶのは良いのですが)、前作のどんな体勢から拳銃を撃っても命中させる凄腕というイメージに比べると、なんとなくただ弾をばら撒いてるように見えてしまいました。
まぁ、ガンアクションものとしてはクリティカルにツボを突かれた『リベリオン -反逆者- [DVD]』という作品がありますので、多少評価が辛くなってる可能性は高いんですけれども。
話の方は騙し騙され利用し利用されでハラハラさせてはくれるのですが、必要以上に残虐な描写が前面に出すぎではないかと。
総じて微妙。
あ、台詞回しなんかは『ガンドッグ』(TRPG)のセッションの参考になりそうです。