電柱日報

日々の由無し事

江戸(音無しの剣)

近藤先生が京へ旅立ってから、本格的に千葉道場にお世話になることにし、千葉道場代表として三大道場(千葉・斉藤・桃井)対抗戦にも出場、優勝を果たしたりしておりました。
千葉周作先生と手合わせ願えるようになって暫くたった頃、千葉道場に高柳又四郎来訪。かつて音無しの剣の使い手として天才の名をほしいままにした剣豪ですが、現在はちょっと訳ありの様子。
一度稽古をつけてもらいましたが、流石にこのクラスともなると初段のスピードが並ではありません。待に成功してもその後の待攻を移動ですかされてしまうと、待攻の隙に攻撃がヒットしてしまいます。たのみの五連斬りも、5段目を防御されてしまうと確実に反撃が入る状況で手も足も出ず……。
純粋剣士系の高柳先生、かつて目をかけていた弟子を試合中思わず本気を出しすぎちゃって死なせたのがトラウマになってるらしい。
結局千葉道場にもなじめず道場から姿を消した高柳先生ですが、一度街中でかわした再戦の約束を覚えていたらしく、某所で待つとの置手紙が……。
三回ほど高柳先生と真剣で立会い切り殺される夢を見たり*1しましたが、剣豪と始めての真剣勝負にも何とか生き残ることができました。

*1:真剣勝負に負けて死亡→セーブ場所から再開