電柱日報

日々の由無し事

『星のダンスを見においで』

10年程前にソノラマ文庫から全2巻構成で発刊された作品が、加筆修正の上1冊にまとめて新書版で登場しました。
内容はと言うと、日本の女子高生がかつての凄腕宇宙海賊と共に宇宙に出て、伝説の宇宙海賊(その名も「笑う大海賊*1」)が残した秘宝にまつわるドタバタに巻き込まれるお話です。
笹本SFといえばオーバーテクノロジーがさも当然のように存在する日常(と非日常)を、小難しくさせずに描いている所が素晴らしいと思うわけですが、中でもこの作品は一番のお気に入り。
信州からの帰り道に何気なく寄った書店で見かけまして、文庫版は実家で行方不明になってしまっていた事もあり、コレ幸いと保護してきた次第。
雨の中をトロトロとしかも途中休憩を挟みながら11時過ぎに帰宅した後、デジカメで撮ってきた写真の整理をして、日記を更新し、更に風呂に入ってから読み始めたため、気が付けば午前5時を回っておりまして。
本日目が覚めたら16時を回って居たと言う。
我ながら何をしているのやら……。

*1:なんでも必ず豪華な笑い声と共に登場したそうな。酔狂なオヤジだ事。