電柱日報

日々の由無し事

『皇帝ペンギン』

8月の最終日曜となり、このままでは気付かない内に公開終了してそうだったので、リバーサイドモールまで観に行ってきました。
『ディープブルー』を青のドキュメンタリーとするなら、こちらはさながら白のドキュメンタリーとでも申しましょうか。
体をゆすりながら不器用な歩みでひたすらに繁殖地を目指すペンギンたちの長い列、たった1羽のパートナーを探す求愛の踊り、卵を抱き猛烈な吹雪の中で体を寄せ合ってひたすら耐える雄、地上とは打って変わって水中をまさに飛ぶ姿、大きくなっても母親の足元にもぐりこもうとする雛等々見所多数。
特に、お互いに愛をささやくかのごとく体を寄せ合う求愛ダンスや、雛を挟んで再会を確かめ合う様子は、鳥とはいえ親子夫婦の確かな絆が垣間見えてほろりと来たりして。
CGを駆使した一大スペクタクル、も良いのですが、ドキュメンタリー映像にはなんともいえない説得力がありますなぁ。
とりあえずDVDが発売されたら購入予定。