電柱日報

日々の由無し事

『Fate/hollow ataraxia』(TYPE-MOON)

月姫』で同人としては空前のヒットを記録し、商業ベースに舞台を移したTYPE-MOONが『Fate/stay night』を世に送り出したのが2004年の1月30日。
それから1年以上の歳月をかけて、『Fate/stay night』のファンディスク、『Fate/hollow ataraxia』が発売されました。
正確には、発売されてました……10月の終わりに。
ボリュームがでかい、ボリュームがでかいという噂だけは耳にしつつ、半月遅れでようやくプレイに踏み切った次第。
聖杯戦争の終結と共に役目を終えたはずのサーヴァントが、全員揃って平和な日常を送る、という本編をプレイした人間が一度は夢見るシチュエーション。
それだけに、本編をプレイした人間としては楽しい中に儚さを見出してしまい仕方がありません。
昔々、あと数日で夏休みが終わってしまうという時期の、焦りにも似た切なさに通じるものがありますねぇ。