電柱日報

日々の由無し事

南極の氷で飲むお茶は


先日帰国した南極昭和基地の第46次越冬隊に職場から参加した方がみえまして。
本日はその方の復帰祝いと、4月の異動や新規採用で職場に来られた方の歓迎昼食会でした。
その場に「南極の氷」が登場し、生茶を注いでいただいた次第。
携帯電話で撮ったため余り写りがよくありませんが、白く濁って見えるのは全体に細かな気泡が含まれているため。
生茶を注ぐと、解けた氷から空気が漏れ出すパチパチという音が聞こえてきます。
およそ10万年前の氷とのコトですんで、泡となって出てきたのは10万年前の空気ということになります。
味は普通の氷なんですが*1、ちょっとした浪漫を感じますねぇ。
昼食後に余っていた南極の氷を一カケラ貰って帰ってきましたんで、近々うちに遊びに来ると、南極の氷でお茶やポカリが飲めますよ(w
他にも

南極観測船「しらせ」は海上自衛隊の所属である

であるとか、

過去の越冬隊が放置した廃ドラム缶などを、人力で回収して30tほど「しらせ」に積み込んで帰ってきた

等といった、こんな機会でもなければ聞けない話が聞けて貴重な経験でした。
間近でペンギンやアザラシの親子を撮った写真も大量にあり、今度ごっそりと貰う約束をしたんですが、「極地研の著作物なためWebなんかでの公開はNG」とのコトでちょっと残念です。
「オリジナル」とか付けてpya!に投稿しようと思ったのにナー。

*1:変な味がしたら逆にヤバイ(w