電柱日報

日々の由無し事

プロトコルエラー

プロジェクトへの発言力が強い人物にヒューマンインタフェイス的な問題があると、進む作業も進まないわけでありまして。
本日も導入業者との打ち合わせ最中に、上司が仕様検討段階からの前提をいきなり覆してくれてオオワラワ。
話がかみ合わないなぁと思っては居たんですが、そんな前提にすり替わっているとは露知らず、当人は「ずっと前からその方針だ」「何で伝わって無いんだ」と甚くご立腹の様子。
別件で席を離れた隙に、恐る恐る別の上司に確認してみましたが、誰に聞いても「そんな変更については、どこでもコンセンサスは取られていない」というお返事で、要するにこの件についての合意は当人の脳内にしかなかったというオチでございました。
変更内容自体にはそれほど問題はありませんので、変更なら変更で対応いたしますが、こんな調子ではいつ仕様がひっくり返るか恐ろしくて構築作業なんでやってられません。
頭の回転が速いせいで周りへの説明がすっ飛ばされてしまうのかもしれませんが、正規のルートでコンセンサスを取ってから発言していただけないもモノかと……。