電柱日報

日々の由無し事

SF関連2冊

金曜に大須の三洋堂で購入。
3階と1階で別々に購入したのですが、奇しくも同じ方の著作でした。

特盛! SF翻訳講座 翻訳のウラ技、業界のウラ話

特盛! SF翻訳講座 翻訳のウラ技、業界のウラ話

SF翻訳家である著者が、翻訳業という仕事について面白おかしく解説しています。
翻訳というと、どうしても英語を正しく日本語にすれば良いと思ってしまいますが、小説の場合それだけではない苦労がイロイロとあるようです。
洋モノTRPGの翻訳をやってても、ルールのシステム的な部分は割とスルスル進みますが、フレーバー部分に思いのほか手こずったりしますからねぇ。
自分が読んで理解しようとするだけでもそうなのに、まして、他人に原作の面白さを伝えようとした日にゃあーた。
現代SF1500冊 回天編 1996‐2005

現代SF1500冊 回天編 1996‐2005

こちらは1996年から2005年までの10年に発表されたSF作品を、これでもかと詰め込んだ豪華仕様。
自分としては、知っている作品の書評も面白いですが、まったく知らなかった作品に触れられるのが大きいです。
なにやら1995年以前の20年分を扱った本もあるらしいので、Amazonさんででも取り寄せてみようと思う次第。