電柱日報

日々の由無し事

忘年会パート2.5

正確には忘年会ではないんですけど。
名古屋の方でシステム系の研究会がありまして、午後からの研究会と夜の懇親会に参加してきました。
同業他社の皆さんと話をしてみると、どこもspamメール対策に頭を痛めているようですね。
バウンスメール(エラーメール)は簡単にDOS攻撃に利用できるので返すべきではない、という主張も有ったりして、なかなか面白かったです。(うちの組織じゃ絶対無理でしょうけど)
今のところ、Greylistingはそれなりに効果を発揮していますが、Greylistを破ろうと思ったらSMTPの応答処理とか面倒な仕組みを考えなくても、10分間隔で同じメールを2回出すだけで良いわけで、Greylistingが大半のサーバで実施されるようになれば、ほとんど意味を成さなくなってしまうでしょう。
結局spam対策やvirus対策なんてのはいつまで経ってもイタチごっこで、しかも常に選択権は攻撃側にあるんですよね。
根本的にspam対策を考えるんなら、そろそろSMTPそのものを考え直す時期に来てるような気がします。*1

*1:せめてコンテンツボディを受け取る前にヘッダだけ要求するコマンドがあるだけでも、サーバ側でできる事が格段に増えると思うんですけどネー。