電柱日報

日々の由無し事

購入記録

げんしけん』9巻を買いに行っただけなのに、結構な量の(ry

げんしけん (9) 限定版

げんしけん (9) 限定版

げんしけん』もとうとう完結。
オタクの生態をリアルに描きながら、全体を通すと居心地の良いファンタジーなお話でございました。
現視研のように、メンバーがすべからく良い人*1というオタクサークルが成立し得るか、というのは非常に難しい問題ですよねぇ。
6巻の時は、たまたま行った本屋で特装版を売っていたんですが、さすがに今回は通常版でございます。誰か特装版買えた人いネーかナー。
覇 7―LORD (ビッグコミックス)

覇 7―LORD (ビッグコミックス)

もう7巻ですか〜。
まだ董卓が健在ですんで先は長いですが、相変わらず演義も正史も読んでいるにも関わらず先が読めずに目が離せない展開です。
この巻で初登場の陳宮がちょっと面白いキャラでしたねぇ。過去のお話も、この巻でようやくひと段落ですね。
ルウム戦役からレビル将軍の演説にかけてのミッシングリンクが補完された形になっています。
次巻からはまた正規の時間の流れに戻るようで先が楽しみ。ゲームへの登場や模型展開で知名度が上がってきたおかげか、クロスボーンガンダムの新しい長編がスタートして嬉しい限り。
ニュータイプとは異なるサイキッカーなんてカテゴリのキャラが出てきたりして、宇宙世紀モノの文法から大きく外れてしまっているようにも見えますが、こっそりF91からVガンダムへの流れが伏線っぽく仕組んであったりして、面白かったり。
Vのとき外惑星系の組織が出てこなかった理由なんかを考えてみるのも面白いかもしれません。
水滸伝 3 輪舞の章 (集英社文庫)

水滸伝 3 輪舞の章 (集英社文庫)

月に一度のお楽しみ、北方『水滸伝』も3巻目になりました。
様々な人物が、様々な場所で、様々な繋がりを築き始めています。
大胆に原書の内容に手を入れている部分もあれば、原書の記述では不明な点を補完している部分もあり、原書のあっちへフラフラ、こっちへフラフラとした流れを一本の筋道として、まさに再構成が進んでおりますなぁ。
全19巻とすると、このまま毎月1冊づつ刊行されるとして、完結するのは1年以上先になるんですよねぇ。

*1:人間的に駄目駄目といわれるクッチーにしても、あくまでネタの範疇にちゃんと踏みとどまってますしネー