電柱日報

日々の由無し事

『ウィッシュルーム 天使の記憶』(CiNG/任天堂)

ロサンゼルスの郊外に建つホテルダスクの215号室、『Wish(希望)』と名付けられたその部屋では、不思議なことに宿泊客の願いがかなうという。
1979年最後の金曜日。行方不明となった同僚を探す元刑事の、一晩のミステリー……。
ということで、DS初期に『アナザー・コード』でDS本体の限界に挑んだCiNGの新作ADVでございます。
今回もタッチパネルをはじめとしたDSのハードウェア機能を最大に利用したパズル要素が盛りだくさん。
次の進行フラグを総当たりで潰していた往年の作品と比べると、登場人物も行ける場所もそれほど多くないですし、細かいチャプター毎にストーリのまとめ作業があるので、進行に戸惑う事はないかと。
その分、パズル系は少なからず頭をひねる事になると思いますけどネー。(前作経験者は大方の傾向が判るんで比較的スムーズに進むかと)
ややファンシーなイメージだった『アナザー・コード』とは違い、登場人物も渋めのデザインで、「J.B.ハロルド」が好きだったオッサンの心を鷲掴みですなぁ。
オススメ。

ウィッシュルーム 天使の記憶

ウィッシュルーム 天使の記憶