電柱日報

日々の由無し事

『ゴーストライダー』

友人Kが私とS氏に映画を奢ってくれるというので、リバーサイドモールまで*1観にいってきました。
X-Men』や『スパイダーマン』などと同じくMarvel Comics社のアメコミ原作モノでございます。
病の父親を救うため悪魔メフィストフェレスに魂を売った替わりに、メフィストの手先となって悪魔の敵を狩る幽霊騎士(ただし現代なので乗るのは軍馬ではなくハーレーダビッドソン)となった主人公をニコラス・ケイジが演じておりますが、原作と比べるとやや老けた印象が……(それでなくとも万年困った顔のニコラス氏にはちょっと合わない役どころだったかも)。
ただし、炎をまとった骸骨顔のゴーストライダーになってしまえば、まさにゴーストライダー、な雰囲気がバリバリでございますよ。
ブラックハートの4人の手下はどいつもアッサリとやられてしまいますし、ストーリーは山場らしい山場が無いまま終わってしまいますが、ヘルバイクと化したハーレーや鎖を使ったアクションは見所はあったかと。
個人的な嗜好を言わせて頂けば、馬に乗って疾走する先代ゴーストライダーの炎が、風にたなびいて髪の毛のような演出になる辺りとかクリティカルにツボを突かれた感じ。*2
完全な余談になりますが、悪の手先になるべく与えられた力を使ってその悪と戦うバイク乗り、と書くとまんま仮面ライダーのノリですね。実際のところ全く関係はないんでしょうが、骸骨顔のヒーローというとスカルマンのイメージもあり、共に石ノ森作品なのもなんか不思議。

*1:モレラは午前に1回上映したあとはレイトショーでしかやっておりませんで

*2:あと、口笛吹くとやってくるヘルバイクもちょっと可愛い(w