電柱日報

日々の由無し事

大学へ

夕方から新年度になって初めて研究室に顔出し。
なにやら、M1が年度末に購入したNASの設定をしようとして難儀しているとか。
モノを見てみるとLINKDISK HDL-GT(アイオー製)の1TBモデルで、設定はネット越しに行うのですが、うちの研究室にはDHCPサーバが無いのでIPアドレスが設定できない = NASにアクセスできない、と思い込んでいたようで。
実際のところ、同じHUBに差して専用アプリでNASの検出とIPの設定ができるわけですが、やはり学生さんだと、MACアドレスIPアドレスの役割の違いとか、ナカナカ理解しづらいんでしょうね。
ところで、うちの研究室はWindows率がカナリ低く、学生のデスクトップ環境は基本的にLinuxですし、サーバ系はSolarisだったりします。
当然NASNFS対応のものを買ったとばかり思っていましたが、HDL-GTではマイクロソフト系のファイル共有とApple share、FTPDLNAしかサポートされてません。
これでは、研究室のファイルサーバとして使うのはカナリ厳しいということで、困ったときのググルさん頼み。
「HDL-GT NFS」で検索すると、やはり同じように考える人は多かった様で、裏で動いてるLinuxにパッチを当ててtelnetdを有効にし、その後各種debian用のアプリを導入する記事が見つかりました。
結局、rootにパスワードを付ける(デフォルトはノンパスなので……)のに手間取ったので、本日のところはそこで作業終了。
NAS製品のハックは結構面白くはあるんですが、今後のためにも後の作業はM1と研究生に任せようかナー。