電柱日報

日々の由無し事

人類の可能性を見た

落ちモノパズルというジャンルを切り開いたテトリスなんだか凄いことになってます。
以前にも『グランドマスター』のプレイ動画を見たことはあったので、序盤のスピードに驚きはしませんでしたが、後半はまた別世界。コンパネ(操作盤)の映像も出てますが、さながらコンボゲーのコマンドを入力しているような忙しさですよ
何より凄いのはこのスピードにして、最適な場所へ最適な向きのピースをはめ込む一瞬の判断力。
常にテトリスを狙いにいくために右端を1列空けながら、殆どピースの山の中に空間ができません。一瞬右端を埋めてしまったり、小さな穴ができたと思っても、直後にはきれいにリカバリされてしまいます。
極め付きは、スタッフロールなんですが、これはまぁ見てもらったほうが一番でしょうね。
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余談ですが、個人的にニコニコらしくて面白いなぁ、と思ったのが序盤の「遅い」コメント。
初見ではあれほど早く思えた序盤のスピードでも、一度見終わって2週目を見始めるととんでもなくゆっくりに感じてしまいます。
1週目では「何言ってんだこのコメント、荒らしか?」位に思ってしまいますが、自分も1週してみると実感として理解できる。
ニコニコ動画の一番大きな特徴は「視聴時刻の擬似同期性」*1があると思うんですが、このタイムラインにも仮想的に視聴回数というレイヤーが存在しており、今回の例などは、視聴者はすべての視聴回数レイヤーが統合されたコマンドを見る事で、ある種のネタが成立しているんですよねぇ。

*1:個々の視聴者はてんでバラバラな時間帯に視ているにもかかわらず、同一タイムライン上にコメントを残すことで、あたかも大勢の視聴者と一緒に動画を見ているような印象が得られる