電柱日報

日々の由無し事

有料アプリ

先だって紹介したのは全部無料アプリだったんですが、有料のものを2つばかり購入いたしました。

TouchTerm(★★★)

iPod touchSSHを利用するためのターミナルアプリ。
同種のモノはいくつか出ているんですが、違いがよくわからないので一番安いのをチョイスしました。
日本語入力周りの処理が正常に動きませんが、サーバの管理用途なら日本語の表示はともかく、入力をするような事態は基本的に無いので問題なし。
あとは、フォントサイズ周りの設定をうまく保存してくれないっポイのさえ直れば文句なしなんですけどね。
まぁ、さしあたり職場のVPNには問題なくつながったので、出先でBBモバイルFreeSpotのアクセスポイントが確保できれば、VPN経由でサーバへ接続できるようになりました。
これまでは念のため常にノートPCを持って動いていましたが、日帰り出張くらいならノートPCなしで動けそうです。

Dicenomicon(★★★★)

ダイスアプリの有料版です。
先日紹介した無料のMotionX Diceは、基本6面ダイス(サイコロ)を振るだけでしたが、こちらは有料だけあって扱えるダイスの種類や、振り方のバリエーションが洒落にならないくらい充実してます。
ダイスの種類で言うと、TRPGでは一般的な4面、6面、8面、10面、12面、20面は言うに及ばず、10面を2個使った%ダイスや、わりとマイナーな30面ダイス、果てには未だかつてお目に掛かったことが無い14面、16面、18面に、ウォーシミュレーションで使われる*1各面が「2、3、3、4、4、5」という(期待値近辺が出やすい)変則6面、+ーとブランク面が2つずつある6面ダイスまで扱えます。
振り方のパターンでは、複数のダイスを振って出目を合計したり±の修正を加えたりできるのは当然として、D&Dのキャラクタメイクで使う「6面ダイスを4つ振って一番小さな出目のダイスを除いた3つの合計」だとか、ストーリーテラーシリーズ(ヴァンパイアとかわーウルフとか)の判定で使う「10面ダイスを6個振って、出目が7以上であるダイスの個数」、さらには「6面ダイスを3つ振るが、出目が6だったらそのサイコロだけもう一度振り直して出目を加算できる」だとか、「10面を6個振って、出目が7以上のサイコロの個数、ただし出目に1が出たらその分マイナス」などなど。
私がこれまで経験した中で、対応できなさそうなのはT&Tの「ゾロ目で振り足し」と、ナイトウィザードなどの「クリティカル値、ファンブル値」関連くらいのもんではないでしょうか。*2
ダイスの種類と振り方は数式風に定義することが可能で、プリセットに自分専用のパターンを登録できたり、ダイスの色や質感を選択できたり、物理エンジンのパラメータを設定できたりと、至れり尽くせり。
MotionX Diceと比べて遅れを取っている点は、物理エンジンの特性かダイスがやや不自然な転がり方をする場合があるのと、ダイスが転がる効果音が無い事くらいでしょうか。
TRPGプレイヤーはネタ的にも実用的にも使い勝手の良いアプリだと思います。

*1:とHelpにそう書いてあった

*2:ソードワールドレーティング表はダイスの出目以外の要素が絡むので除く