電柱日報

日々の由無し事

SH-04Aの良いトコロ、イマイチな点

この土日は、液晶保護フィルムを探し回ったり*1、一通りの機能を試してみたりと、SH-04Aを中心に回ってました。
使っているうちに、いくつか不満点も見えてきたので、まとめてみようと思います。

良いトコロ

特筆すべきはハードウェアの完成度。メニューの反応もよく、キー入力に対する取りこぼしもほとんど有りません。使用していてレスポンスによるストレスを感じることはありませんでした。

QWERTY
何にも増してQWERTYキーボードの威力は絶大。当初はこれまでの携帯の癖が抜けきらず、「お」を入力するのにO(オー)を5連打したりもしましたが、今ではFnと併用する記号周りもかなり把握できて、入力効率が大幅に向上しています。
大画面液晶
さすが液晶のシャープだけあって3.5インチワイドのWVGA液晶は屋外での視認性も抜群。ためしにワンセグを移してみると、画面の大きさもあってかなり快適に見れてオドロキです。
タッチパネル
連続タッチやフリック*2への追従も満足できるレベルで、ハードウェアとしてのタッチパネルは非常によく出来ていると思います。
当たり前の事が当たり前にできる
日本の所謂「ケータイ」ができる事、i-modeサイトの閲覧、携帯アドレスの利用、モバイFelicaに(個人的にはほとんど使いませんが)ワンセグ受信なんかが、当たり前にできると言うのが良いですね。スマートフォンの拡張性も便利だと思うんですが、メールアドレスを変更する必要があったり、これまで使ってきた電子マネーが使えなくなったりするのって、致命的ではないにしろ結構ハードルにりますんで。

イマイチな点

全体としては非常に完成度の高い端末だと思ってます。逆に、ここに書かれている以外の点は満足できていると考えていただければ良いかと。

液晶側クリアボタン
ハードウェア的に唯一の不満が液晶側にあるCLRボタン。かなり小さい上に固く、指の腹で押そうとしてもなかなか反応してくれません。指の先か爪で狙いを定めてグッと押す感じ。それこそ、補助操作用に上下左右と1〜4ソフトキー、CLRくらいは縦画面UIにバーチャルキーで用意しても良かったと思うんですけどね。
タッチパネルのUI
ある場面では左右フリックでページ移動、あるメニューはバーチャルキーでページ送り、といった感じでタッチパネルの操作に統一感がありません。メニューやボタンも、1タップで起動するものと、1タップ目でフォーカス、フォーカス状態でタップして初めて起動するものがあります。もし後継機が出るのであれば統一感のあるタッチUIをお願いしたいトコロ。
モーションセンサ
携帯の向きによってUIの縦横が切り替わるんですが、端末をほぼ垂直に立てた状態でないと、縦横の切り替えが行われません。些細な点ですが寝転がって使ったりすると結構面倒。縦横切り替えの反応が悪いという評価の半分くらいはコレが原因じゃないかと思います。
カメラ
静止画を撮影した際、横スタイルで撮っても写真は縦方向にしか保存されません。画像そのものを回転させる必要は無くて、Exif情報に撮影方向を載せてくれるだけで良いんですけどねぇ。モーションセンサで端末の向きは把握しているはずですし。
文字サイズ
UIの一部に文字サイズが無駄に大きいものがあります。一番気になるのはメール一覧で、1行表示にしても横画面で5件、縦画面にしても7件しか1画面に表示できません。せっかくの大画面なのに1画面から得られる情報量が少なく、無駄な空間が多すぎます。大きな文字サイズがデフォルトでも構いませんが、もっと小さな文字サイズも選択できる様にならないでしょうか。
横画面でのAQUOS表示
i-modeブラウザや一部のメニューを横画面で利用すると、画面が横長になったにも関わらず表示エリアは縦画面時と変わらず、余った右側が「AQUOSケータイ」と表示されるだけの完全な無駄エリアになっています。docomoの仕様的な制限があるようなので、この端末特有の問題でもないようなんですが、ワイド画面の携帯も増え、VGA以上の解像度が主流になっていることですし、docomoも高解像度を有効に使える仕様を考えてくれないモンでしょうか。

*1:昨日県庁横のヤマダ電機で入手できず、それならばと名駅ビックカメラまで行ったものの空振り。本日もモレラのエイデンで手に入らず、結局長良のヤマダ電機で手に入れました

*2:ややクセがありますが、書道で字を書く時のように、タッチした状態で半瞬おいてから動かすとかなり精度が高くなります