電柱日報

日々の由無し事

むつ五郎(熊本郷土料理)

ホテルの地下が有名な熊本料理の店だと言う事で、これは行かずにはおられますまい。
熊本と言えば馬刺しが有名なわけですが、生モノが苦手な阿久はひとまず馬肉の串焼きをオーダー。
普段あまり口にしない肉(羊とか猪なんか)は、臭みがあったりクセが強かったりする事が多いので、馬肉もその類かと思っていたんですが、思いの外サッパリとしたお味で、肉質も柔らかく、串焼き5本をペロリと完食。肉からしみ出す油と酢味噌タレが素晴らしいマッチング具合でございました。
続いて馬ショウガ焼き、最期に馬汁(豚汁馬版)とご飯で〆にしましたが、豚と比べるとジューシーで、それでいて牛ほど脂がクドくない馬肉ってのは旨いモンですなぁ。

カウンターでちょうど隣り合った年配の紳士は、北海道で職場を定年退職したあと、全国のお城を巡る一人旅に出ておられるとか。ここ熊本を手始めに、列車で日本列島を北上して有名なお城を何カ所か巡りながら北海道へ帰られるそうです。
旨い料理を前に、珍しく見ず知らずの人と話が弾んでしまったような次第。

むつ五郎

食べログ むつ五郎