焼きラーメン

博多の屋台に焼きラーメンなるメニューがある事は耳にしていましたが、これまで食べる機会がありませんでしたので、この機に博多駅から地下鉄で天神へ移動し、焼きラーメンの元祖といわれる「小金ちゃん」を訪ねてみることにしまして。
さすが有名どころだけあって、19時半過ぎの時点ですでに10席ほどの屋台カウンターは満席で、６名ほど待ちが出ているような状況でしたが、回転も早いのかさほど待つ事もなく席に着く事ができました。
噂の焼きラーメンは、名前の通り焼きそばとラーメンの合の子的な食べ物で、ラーメン(細麺)を鉄板の上で焼きそばソースと豚骨スープで炒めるというか煮込むというか、そんな感じの調理法のようでした。
ラーメンと言うにはスープが少なく、焼きそばというにはトロみの付いたソースがかかり過ぎているようで、見た目はかなりコッテリして見えますが、さにあらず。
ベースは焼きそばソース風味なんですが、豚骨スープが加わる事で焼きそばソースの角が取れて非常にまろやかになっており、予想に反してサッパリと頂けてしまいました。
ついでに、目の前で美味しそうに煮立っていたおでんからタマゴと大根も頂きましたが、こちらも味が染みていて宜しゅうございましたよ。
博多に行ったら一度試してみる価値はあるんではないかと。

小金ちゃん