電柱日報

日々の由無し事

『魔法学園アヴィリオン』(iアプリ/V-SYNC)

携帯ゲームとしては珍しく、ネットワークを前面に押し出したRPGです。
iアプリとしての制限から、純粋な意味でのネットゲームとは言い切れない部分もありますが、携帯というプラットホーム上で比較的マルチプレイヤー的雰囲気を再現することに成功しているのではないかと。
他人のキャラクターを、相手プレイヤーの承諾なしに自由にパーティに誘うことが可能*1な点が特徴で、そのことがコミュニケーションの発端にもなっているようですね。
以前の携帯アプリは、パケット料の問題から頻繁に通信するシステムが事実上封印されている状態でしたが、auのwinやFOMAパケホーダイが設定され、ネットワーク機能を積極的に利用したヘビーアプリがちらほらと見られるようになっています。
現状の料金体系下でパケット定額制がどれだけ普及するのかは判りませんが、『アヴィリオン』のような流れのはこれからも増えてくるでしょうね。

*1:プレイヤー間でよく利用される「拉致る」という表現が、やや誇張されてはいるものの本質をよく表しているのかも