電柱日報

日々の由無し事

豊前

筑後から豊前へ向かう道中、佐々木小次郎とお知り合いになりました。豊前の武芸試合に優勝したら試合ってくれるとの事。
移動日数の関係で武芸試合まで3日ほどしか間が無く、豊後道場の道場主と戦う前に試合当日が来てしまったのですが、その土地の道場主に勝って無くても参加できるのね、武芸試合って。今までずっとその土地の道場主に勝ってからでないと出られないと思い込んでました。
江戸で桂小五郎下段を手に入れてより地方武芸試合クラスでは殆ど敵なし状態ですのでサックリと優勝。佐々木小次郎と試合をしてお友達になりました。
いつもの「一段目すかして五連戟」戦法で戦ったのですが、一段目が外れたところへ踏み込んだら、神速の2段目がきていきなり被弾してしまいました。これが噂の燕返しか〜。
その後は2段目に注意しつつ戦って何とか圧勝レベルをキープできましたが、獲物が通常の長さの木刀でも反応が辛いところ、「物干し竿」での試験勝負はかなり辛そうです。
その後、豊前道場の道場主と戦いながら何度か佐々木小次郎を訪ねてみましたが再戦の機会も無く、細川家に仕官することになった佐々木小次郎があいさつ回りで豊前を離れるのを機に、自分も豊前を後にしました。