電柱日報

日々の由無し事

『ガン=ドッグ』キャンペーン第4回

そういえば、第3回の事をまったく書いてなかったのに気がつきました。
ということで、前回はK国守備体長と旧知のロシアマフィア(正規軍崩れ)にタイまでの移動+偽造旅券を頼むために、テロ屋に奪われたロシアマフィアの物資(密輸武器)を取り返すお話。テロ屋側の首謀者は取り逃がしたものの物資は無傷で奪還し一路タイに向けて出発、という所まででした。
今回は、K国からパキスタンを抜けインドまで到達したところで、インドでのロシアマフィア側の取引待ちの一週間に軍事会社時代の同僚とばったり出くわし、同僚の抱えていた厄介ごと引き受けた格好。
病で先の長くないタイ華僑社会の顔役が病床で分家に預けた隠し子の存在を明かしたのが事の発端で、財産から組織まですっかり自分のものになると思ってた顔役の弟は当然面白くないわけでして、隠し子がインドに留学している間にこれを亡き者にせんとチャイニーズマフィアを雇ってきたと。
ミッション内容は正規の護衛が到着する5日後まで隠し子をチャイニーズマフィアの手から守り抜くことです。顔役と面識があり、たまたま別件でインドにいた同僚が個人的に頼まれた話で、この時点では無報酬なのですが「タイへ行く上で華僑社会に恩を売っとくのも悪くないかな〜」て事で引き受けることに致しました。
途中チャイニーズマフィアの拠点が判明し、逆にこちらから襲撃を掛けるという案も浮上したのですが、この件に関わっている人数は数人でも拠点にはそれ以外のメンバーも10人単位で居るものと予想され、また襲撃をしたとしてその間隠し子をどうするかという点がネックになって結局タイムアップ狙いで逃げ回ってました。
潜伏先のホテルを襲撃されたりもしましたが、4〜5人のチンピラであればほとんど無傷で制圧可能なため、特に問題も無く期間終了。正規の護衛部隊に隠し子を引き渡してミッションコンプリートです。
次回からタイ編に突入?