電柱日報

日々の由無し事

『機動戦士クロスボーンガンダム -スカルハート-』(長谷川裕一)

近頃ではスーパーロボット大戦などにも参加し、ガンダムFIXなどでのキット化もあって知名度の上がってきたクロスボーンガンダムのその後を描いた短編集(?)です。
作画の長谷川裕一氏については、ガンダム漫画としては癖のある画風にアレルギー反応を起こす人もいるようですが、物語は非常に王道で燃えるシチュエーションが満載だったりいたします。
特に前作『クロスボーンガンダム』のクライマックスにおける神様。もし本当におられるのでしたら…決着は"人間"の手でつけます。どうか、手をお貸しにならないで。の下りは鳥肌モノでしたね。
今回はギャグ有り意外なゲスト有りと盛りだくさんな内容で楽しめました。
この際、長谷川裕一氏が『F91』から『クロスボーン』に繋がるコスモバビロニア建国戦争(お蔵入りになった『F92』相当)を描いてくれませんかネェ。
F91』の劇場公開から既に10年以上経ってますが、未だに消化不良なんですよ。