電柱日報

日々の由無し事

購入記録

はい、名古屋まで出張って何冊か購入。
帰りに「矢場とん」でヒレかつ定食を食って帰ってきました。
15時過ぎという時間はさすがに遅すぎたようで、黒豚ヒレかつが品切れだったのが悲しすぎる……。

きみとぼくの壊れた世界 (講談社ノベルス)

きみとぼくの壊れた世界 (講談社ノベルス)

西尾作品にしては珍しく(偏見?)ちゃんとミステリーしてます。
動機部分の言及こそ薄いですが、正解にたどり着くためのヒントは、出題編でちゃんと示されてますしね。
全体としては非常に満足いく作品ですが、しかしまぁ、救われないと言えば救われない、ハッピーエンドと言えばハッピーエンドなお話ですねぇ。
全体の雰囲気は全く異なりますが、『空の境界』のラストを連想させられました。
ウォーハンマーRPG 基本ルールブック

ウォーハンマーRPG 基本ルールブック

混沌の脅威に晒された陰鬱な世界オールド・ワールドを舞台にしたTRPGルールブック。
オールド・ワールドでは、PCはキャリア(職業)を渡り歩いて成長するんですが、これが基本キャリア60種類、上級キャリア53種類と言うとんでもないボリュームでして。
「騎士」や「兵士」「吟遊詩人」「賞金稼ぎ」などといったRPGで良く見かけるモノから、「小作農」「書記」「炭焼き職人」なんてPCが選ぶ職業としては珍しいモノ、はては「墓荒らし」「ねずみ捕り」「骨拾い」まで非常にバラエティに富んでいます。(つ〜か、「中産階級」ってキャリアですか?)
随分前に社会思想者から文庫版が出ていましたが、版が上がったのか当時に比べるとシステムは非常に判りやすくなってます。細かな処理が必要なルールは大抵オプション扱いになっており、お手軽にハンドリングできるように配慮されている印象。
逆に、オールド・ワールドという世界が非常にカッチリと作りこまれているため、世界観を把握するまでは結構大変かもしれません。
信仰関連だけを見ても、人間に信仰される神々だけで9柱、それぞれにホーリーシンボルや信仰されている地域、神様の性格、信仰上の制約、教団などが記述されるほか、カレンダー上の祝祭日や神様をからめた慣用句まで紹介されています。
魔法も「初歩魔術」「下級魔術」といった入門的な呪文のほか、「暗黒」「信仰」「秘術」といった大カテゴリの下に「混沌」「死霊」(暗黒)、神々ごと(信仰)、各種エレメント(秘術)といった小カテゴリがありこれまた結構なボリューム。
ルールブック読んでるだけで満腹になってしまいそうな勢いです。

その他

一般流通に乗らないのでISBNが付いていませんが、『Fate/zero』と『少年フェイト』を購入。
前者はオフィシャルによる『Fate/stay night』の前日譚なんですが、腰を据えて読める時間がまとまって確保できるまで保留。
後者はもう存在自体がネタといわんばかりの出来です。すべてのページがクオリティ高すぎ!!