電柱日報

日々の由無し事

『水滸伝 濁流の章』(北方謙三)

1冊丸ごと双鞭 呼延灼の巻。
関連して、韓滔や彭玘、凌振なども梁山泊入りしました。
飄々とした韓滔や彭玘も良いですが、大砲バカの凌振が良い味出してます。
轟天雷という二つ名もイカス。
この巻でも、北方謙三の大胆なストーリー再構成に脱帽でした。
私は原作を知ってから北方版を読んでますが、逆に北方版を読んでから原作に触れるのも面白かったんじゃないかと思いますねぇ。
108星も後残る有名所は大刀 関勝くらいになりましたが、大きな戦があるとただでさえ少ない人材が容赦なく死んでいくので気が抜けませんわ。

水滸伝 10 濁流の章 (集英社文庫 き 3-53)

水滸伝 10 濁流の章 (集英社文庫 き 3-53)