電柱日報

日々の由無し事

aipo

窓の杜で紹介されていたオープンソースグループウェアを、職場に転がっていたマシンで建ててみました。
httpdやDBもセットになったWindowsインストーラもあるようなのですが、Windowsでサーバってのもナンだったので、CentOS(Linux)をインストールするところから開始。
ここ何年か、FreeBSDばかり触っていたんですが、エンドユーザ向けLinuxはデスクトップ利用への展開も目指してるだけあって(FreeBSDが目指してないわけでもないんでしょうが)インストールも楽々ですなぁ。
見た目も綺麗なグラフィカルなインストーラに日本語表示でOSのインストールができるし、専門知識が必要になる設定項目も特になし。何も考えなくてもGnome環境にFirefox、OpenOfficemade入っちゃうなら、正直なところ日常作業はこれで賄えちゃいそうです。
パッケージ管理から導入したソフトであれば、バージョンアップ通知もされますんで、よっぽど緊急なもの出なければ、勝手にセキュリティパッチも当たっていってくれそうな感じ。
aipoのインストール自体も、用意されたLinux用インストールパッケージを実行すれば終わりと非常にお手軽。
機能の細かなカスタマイズはできませんが、画面もシンプルで結構いい感じです。
グループウェアとかCMSとか言ったシステムは、汎用性を持たせようとして「ちょっと触ったくらいでは、できることが多すぎて何もできない」状態になりがちなんですが、aipoは最大公約数的な機能が最初から定義されている状態で始まるので、普通にスケジュールの共有やワークフロー管理に施設予約なんかがしたいようなトコロにはありがたいんじゃないかと思ったような次第。