電柱日報

日々の由無し事

『化物語』

思いのほか大人しい立ち上がりでしたね。
いきなりの螺旋階段は、どこの絶対運命黙示録かと思いましたが、そうした映像表現も含めて作品の雰囲気を構成している要素なんだろうなと。
原作でも「ひたぎクラブ(←蟹ですよ)」の頃は、阿良々木さん(予想以上に男前)の突っ込み体質がそれほど顕在化していなかった頃ですし、この先テンポの良いセリフの応酬が見られるようになるのか、このままちょっとエキセントリックな雰囲気を前面に押し出していくのか、興味の尽きないトコロです。
少なくとも声にはほとんど違和感を感じませんでしたし、手放しで絶賛できるわけではないものの、今もって今期最大の期待株であります。

余談1
オープニングが『傷物語』ダイジェストでしたね。
余談2
次回予告のファイアシスターズ(特に公式Webで公開されてる長編予告)が、阿久の持っている原作のイメージ(テンポ)に一番近かったかも。