電柱日報

日々の由無し事

『僕たちの好きな 三国志』(別冊宝島編集部編)

以前、ムックサイズでコンビに売りされていた別冊宝島の「三国志」本が、文庫サイズになり取り回しやすくなっていたので購入。
一部独断的な内容も見られますが、「正史」をベースに時間の流れに沿ってその時々の勢力図やイベントなどがキレイにまとめられています。
「正史」は主要な人物ごとに独立した列伝体で書かれており、ある時点での全体像が非常に掴みづらい構成となっていますので、こうした本で横軸を繋いでいくというのも良いんでは無いでしょうか。
個人的に「宝島」というと VOW のイメージが強く、どうもオチャラケた印象があったのですが、この本でちょっと再評価しました。
演義」を読んだ事がある人が、お手軽に「正史」の流れを追いかけるのにもオススメ。

僕たちの好きな三国志 (宝島社文庫)

僕たちの好きな三国志 (宝島社文庫)