電柱日報

日々の由無し事

『MACH』

SFX、スタント、ワイヤーアクションを廃したガチンコムエタイ映画です。
ムエタイといってもリングで戦ったのは一回だけでして、競技としてのムエタイというよりも、実践武術としてのムエタイが描かれているようです。
この映画、兎にも角にもアクションが超一級品です。
肘による打撃だけでなく、クルクルと空中2回転蹴りだとか、相手のローキックを踏み台にして空中回し蹴りだとか、映像映えする技も多く見られました。(一番のお気に入りは下半身燃えちゃってる状態での空中回し蹴り)
格闘以外にも、街中の追いかけっこや、三輪タクシーでのチェイスシーンなど見所が山盛りです。
まぁ、話のほうは古き良き香港映画のよくあるパターンなわけですが、ある意味王道なのではないかと。
ナムコ辺りが鉄拳5に急遽古式ムエタイ使いを追加してきても驚きませんよ。いやマヂで。