電柱日報

日々の由無し事

『皇国の守護者 (3)(4)(5)』

年度末の休日出勤の振り替えで休みを貰いまして、大須まで出張ってみました。
近所では殆ど見かけない『皇国』も大須の三洋堂には一通りそろっておりましたので、とりあえず3冊ほど仕入れてまいりました。
3巻以降、急激に〈皇国〉内の情勢がきな臭くなってきましたねぇ。
この新城直衛という人物は、圧倒的に不利な状況で少数の兵を率いて戦線を維持し、敗戦をごまかすための英雄として祭り上げられる、などと書けば『銀河英雄伝説』のヤン・ウェンリーの様でもあり、平民の出ながら故あって上流階級の一員となり、優秀であるがゆえに既存の門閥からの反発を受ける、などと書くと逆にラインハルトの様でもありますな。
内面はまったく別物な訳ですけれども。
帰宅してそのまま3冊読了してしまいましたので、来週辺りには9巻までそろってるヨカーン。