電柱日報

日々の由無し事

大久保町シリーズ

友人Kのお気に入りシリーズが出版社を変えて復刊されていたようなので、出張のお供に2冊ばかり購入。

大久保町の決闘―COLLECTOR’S EDITION (ハヤカワ文庫JA)

大久保町の決闘―COLLECTOR’S EDITION (ハヤカワ文庫JA)

往路で読んだ1冊目。
兵庫県明石市大久保町はガンマンの町であるというおバカな設定がステキ。
その気が無いのに主人公がドンドン誤解されて行く様子が愉快でございますよ。
実写でもアニメでも良いので映像化されないかなぁと思いますよ。
大久保町は燃えているか (ハヤカワ文庫JA)

大久保町は燃えているか (ハヤカワ文庫JA)

『決闘』が思いのほか面白かったので、帰りに大阪で購入したシリーズ2作目。
ちなみに、↑のエントリで米原駅で降り過ごした際読んでたのがコレ。
続きモノかと思ったら、今度は兵庫県明石市大久保町はナチスの支配下にあるって事で、『決闘』とは異なる独立した大久保町世界でございました。
『決闘』と比べると、主人公の居ないところで物語が転がってしまい、今ひとつ話に乗り切れなかった感があります。
Kのお気に入りはシリーズ最終作である『さらば愛しき大久保町』だそうですが、コチラはまだ復刊されていないのでこの先が少し楽しみですナ。