iPadでCrystalコーディング環境
出張の移動中にちょっとしたコーディングがしたくて試行錯誤した内容を備忘録として。
やりたかったこと
導入アプリ1)Textastic
iPadで使えるコーディングエディタ。
シンタックスハイライトができて,iCloudドライブやDropboxとも連携できて便利。
当然(?)Crystal言語のハイライトには対応していない……が,Textmateのシンタックス定義がそのまま使えるので,GitHubからCrystal.tmbundleを拾ってきて突っ込む。
突っ込み方は公式で公開されてるiPad版マニュアルのpp. 14-19辺りを参照。
#Textastic フォルダにどうやって.tmbundle 一式を送り込んだら良いのか悩んだものの,GitHubからcloneしたリポジトリ一式を一旦Dropboxにあげて,Textasticのファイル転送機能でフォルダごと持ってきたらできた。
マクロなんかも結構ちゃんと色分けしてくれてニッコリ。
シンボルリストからクラス定義やメソッド定義にジャンプしたりもできる。 (注:マクロメソッドの表示が微妙だったり,structがシンボルとして拾われないとかの不具合はある)
ただし,Textastic単体ではGitHubからcloneしたりpushしたりはできない。
導入アプリ2) Working Copy
iPadで使えるGitクライアント。GitHubからローカルへのcloneは無料版でもできる。リモートへのpushは有料機能。
GitHubで認証すると,このアプリ用の公開鍵をGitHubアカウントへ埋め込む。(この挙動自体はどうかと思わないでもないけれど,面白い仕組みではある)
こいつ自身にも簡易のエディタは搭載されているものの,シンタックス定義の追加とかはできない。むしろ,他のテキストエディタから開けるから,エディタは好きなの使って,みたいなスタンスっぽい。
公式サイトの一番上にある動画で17秒あたりから,まさにTextasticでリポジトリを開く方法が紹介されてる。
ローカルにcloneするので,電波が途切れても編集や保存ができる。
その他
コーディング以外でも,iPad標準のVPN機能(L2TP/IPsec/)と
辺りのリモートアクセス系アプリを使えば,出先からiPadで最低限の緊急対応はできそうな気配。
今度の出張はMacBook Proを置いて,iPadだけで行ってみようかな。