電柱日報

日々の由無し事

『Wild Arms the "V"th Vanguard』(SCE)

シリーズ10周年記念となる"荒野と口笛の"RPG第5弾でございます。
実は昨日、EDF3と一緒に買っていたんですが、帰ってきたのが遅かったので手を出さずに保留しておりました。
前作があまりの短さに避難GoGoだったので、今回は買おうかどうか迷っていたんですが、このシリーズは他にはない独特の雰囲気がありますからねぇ。
序盤をプレイした限り、WAらしさにあふれる作品のようです。
ゆっくりと滅びに向かう惑星ファルガイアというシリーズ共通のバックボーン(各作品は並行世界)は健在ですが、5thではオープニングでいくつか謎こそ提示されるものの、序盤にいきなり「世界の危機だ」みたいな話にはならず、しばらくは少年少女の成長物語が語られます。
聞くところによると、20時間を超えても終盤に入る気配がないとの事で、ボリューム問題は改善されたっぽいですね。
メインキャラクターは熱血天然バカ主人公に、ツンデレツッコミ幼馴染、感情をあまり出さない不思議系美少女と鉄板の布陣。そこに艦長やら教授やらイカス(もしくはバカ)オヤジどもが絡んできてストーリ展開が楽しみです。
戦闘が終了するとHPは全快*1しますし、MPも戦闘後に回復こそしないものの、ダンジョン内では少しづつ回復手段がある上に、たいていBOSS前に用意されているセーブポイントで回復できるため、回復リソースに汲々とすることなくテンポよく戦闘が進められますよ。
とりあえず、4thで評価が落ちたシリーズに終止符を打っちゃうような作品ではないようで一安心。

*1:ただし、戦闘不能のまま戦闘が終了すると、セーブポイントで回復するまで最大HPが下がります