電柱日報

日々の由無し事

『宮本武蔵』(吉川英治)

とりあえずまた2冊。
武蔵のような生き様は、ある種の憧れを抱かずには居られませんが、同時に武蔵のような強さを持ち合わせていない事は百も承知の身、又八にこそ自分が重なってみえる歯がゆさときたら……。
その他細々とした感想が無いではありませんが、それらはさて置き、いい親父キャラ(柳生石舟斎だったり、本阿弥光悦だったり)が出てくると話が締まる気がしますね。
じっくりと腰を据えて読むに足る名著かと。
来週の浜松出張に、夜のお伴として残り4冊を持参するつもりです。
井上雄彦の『バガボンド』も(だいぶアレンジが入ってるらしいけど)読んでみようかなぁ。

宮本武蔵(三) (吉川英治歴史時代文庫)

宮本武蔵(三) (吉川英治歴史時代文庫)

宮本武蔵(四) (吉川英治歴史時代文庫)

宮本武蔵(四) (吉川英治歴史時代文庫)