電柱日報

日々の由無し事

『ドラゴン・キングダム』

この春にうちの部署へ配属になった新人さんが、結構な中国アクション映画ファンだということが先日判明し、ひとしきり映画話で盛り上がったんですが、映画館で見逃していた『ドラゴン・キングダム』のDVDを持っているという事で貸してもらうことができまして。
本人は阿久なんぞよりよっぽど清く正しい(?)映画ファンのようで、明日は有給を取って平日の映画館でゆったりと『ウォーロード』を観るらしいですよ。
『ドラゴン・キングダム』も映画館でも見ていてパンフレットまで買っていたらしく、DVDと一緒にパンフも貸してくれたんですが、とりあえず本編を観終わるまではパンフを開くな、と厳命されまして。
言われたとおり、何はさておき本編を一度通して観てみたわけですが、納得。
ストーリーに絡んでかなり大きなネタが仕込んであるんですねぇ。
オープニングのアレがあの人だとは全然気づきませんでした。
結構アップで写ったカットもあったはずなんですが、表情とか仕草のせいでしょうか。
肝心のアクションシーンは、というと、ジャッキーとジェット・リーという2大カンフースターの動きは惚れ惚れしますなぁ。
特に、序盤のジャッキーvsジェット・リーの絡みは、こう言っては脇の皆さんに失礼かもしれませんが、エキストラ相手のときとはお互いの動きの「切れ」が違う感じです。
一方でその割を食う形で主人公の影が最後まで薄いままだったのが可愛そうでしたねぇ。
修行シーンなどでは往年のカンフーアクション映画を髣髴とさせてくれたりしまし、酔拳の動きは何度見てもエレガントですし、良いアクション映画だったと思います。
週末で特典ディスクとパンフをじっくりと楽しむ所存。