電柱日報

日々の由無し事

我が青春の味

我が母校である岐阜高専から北へ歩いてすぐの場所に、「カルダン」という喫茶店があります。
在学当時、サークルなんかでよく飯を食いに行ったのがカルダンで、それも決まってイタスパ(大)。
ケチャップ味のスパゲティが熱々の鉄皿に敷かれた玉子焼きの上に盛られたシンプルな料理で、取り立てて何が凄いわけでもないんですが、行くたびに必ず注文してました。玉子焼きスパゲティと一緒に食べてしまうのか、それとも最後にタマゴだけガッツリと食べるのかで派閥ができたり。
数人でイタスパ(特に大)を頼むと、一度に全員分を作って取り分ける関係で、皿によって明らかに量が違ったりして、それもまた仲間内での良いネタになってました。
卒業してからは殆ど訪れなくなっていたんですが、モレラへ行くついでに久しぶりにカルダンへ寄ってみまして。
注文するのはもちろんイタスパ(大)。久しぶりに食べると懐かしくて旨いですね。
ただ、いくら休日とはいえ、ランチタイムに客が自分ひとりってのは少し心配です。以前は高専の近所でサ店といえば、向かいの「山」か「カルダン」くらいで、休日でも寮生や部活に来た高専生なんかでそれなりに賑わってたモンですが、すぐそばにモレラができたりしたのが影響してるんでしょうか。
とは言っても自分に何ができるわけでもありませんが、また折を見てイタスパを食べに行こうと思います。