電柱日報

日々の由無し事

Book

『刀語 千刀"鎩"(ツルギ)』(西尾維新)

12ヶ月連続刊行の第3巻目。 今回のブツは、奇人刀鍛冶が残した1000本の名刀。中でも究極といわれる12本の中の1本にして、「1000本で1本の刀」という変り種。 これまでわりと頭空っぽな描かれ方をしてきた七花の内面が描写された事で、物語の中での 七花 …

『老人と宇宙(そら)』(ジョン・スコルジー)

老人版『宇宙の戦士』(ハインライン)という帯に偽りなし。 妻を失い、75歳以上の老人だけが入隊を許されるコロニー防衛軍に志願した主人公が、宇宙で人類の置かれている危機的状況に直面し兵士として成長しつつ自らを再生する物語。 老人を優秀な兵士たらし…

『少女ファイト 2巻』(日本橋ヨヲコ)

日本橋ヨヲコが送るバレーボール漫画の第2巻。 舞台が黒曜谷高校に移り「練(主人公)、本格的にバレーに復帰するの巻」なわけですが、黒曜谷のバレー部は男子も女子も、新入生も在校生も一癖も二癖もある面白いキャラが揃っております。 特に女子部キャプテ…

『スターバックス大解剖』

幼少の時分よりコーヒー牛乳大好きな阿久でありますが、最近はスターバックスのアイスラテが一等お気に入り。 トールサイズのアイスラテから氷を抜いてミルクを多くする*1というのがいつものオーダーでございます。 てなわけで、最近よく顔を出すモレラのス…

2冊ほど

先週中に購入してたんですが、職場の休み時間に読んで、忘れたまま週末に入ってました。水滸伝 5 玄武の章 (集英社文庫 き 3-48)作者: 北方謙三出版社/メーカー: 集英社発売日: 2007/02/20メディア: 文庫購入: 2人 クリック: 12回この商品を含むブログ (63件…

『河童伝説』(高田崇史)

はい、相変わらず現実の事件はそっちのけで歴史蘊蓄を語るQ.E.D.シリーズの最新作であります。 『御霊将門』が出たのってそんなに前じゃなかったと思うんですが、もう新刊が出ていてびっくり。 事件らしい事件も起きなかった前作と比べれば、今回はとりあえ…

『REACH for the STARS』(菊池たけし/F.E.A.R.)

昨年の『POWER of LOVE』に続いてドラマCD付きのナイトウィザードファンブック。 間違えて発売前日にカルコスへ行ったところ当然のごとく並んでおらず、1日空けて*1発売翌日にカルコスへ行ったらばTRPGコーナーに不自然なスペースはあるもののやはり並んで…

購入記録

『リーチフォーザスターズ』を買いに行ったら実は発売日明日でした〜、というオチをくらったので、思いあまって2冊ほど。R・P・G―本格派アナログゲーム情報誌 (vol.1)出版社/メーカー: 国際通信社発売日: 2007/01メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 4回こ…

『はやて×ブレード 6巻』(林家志弦)

天地学園も学園祭に突入。 出展イベントの7割がメイド関連、という触れ込みの通り、そこいら中にメイドコスが溢れております。 前半は「ミカどん(非公式)ファンクラブ」絡みのコメディ色が強い内容で、これまでのオールキャスト大集合的なお話はドタバタと…

『新・花のあすか組 5巻』(高口里純)

4巻を読んでから結構時間がたっているので、レッドサイド("赤鬼")乱入に至る流れをすっかり忘れておりました。 ともあれ対鬼(レッドサイド、ブルーサイド)戦も終了。 次巻からは舞台を蘭塾に移しての攻防になりそうです。 千代田のエリアマスターの地位と共…

『Fate/Zero』

正規の商業ルートに乗っていないので、ISBNも付いていませんが、TYPE-MOONがしっかり噛んでいる公式の『Fate/stay night』前日譚。位置づけ的にはゲームの『Melty Blood』と同じような感じでしょうか。 ようやく時間を作って読了したわけですが、とにもかく…

『水滸伝 道蛇の章』(北方謙三)

毎月刊行北方水滸伝の第4巻。 今回は江州へ向かう宋江を中心に話が展開しております。 徐々に「梁山泊」対「青蓮寺」の構図が明確化して、物語が大きく動きだしましたねぇ。水滸伝 4 道蛇の章 (集英社文庫 き 3-47)作者: 北方謙三出版社/メーカー: 集英社発…

『新本格魔法少女りすか』(西尾維新)

魔法少女などというタイトルで後回しにしていましたが、これで西尾オリジナルの新書は一通りそろった感じでしょうか。 残りは箱入りのお高い本と、原作モノに企画モノですんで、とりあえず私的西尾月間もこれでひと段落ですね。 確かに魔法使いの少女はメイ…

購入記録

はい、名古屋まで出張って何冊か購入。 帰りに「矢場とん」でヒレかつ定食を食って帰ってきました。 15時過ぎという時間はさすがに遅すぎたようで、黒豚ヒレかつが品切れだったのが悲しすぎる……。きみとぼくの壊れた世界 (講談社ノベルス)作者: 西尾維新,TAG…

年明け以降の書籍費がエライ事に

と言うわけで、『化物語』と同じく、講談社の銀箱から2冊。刀語 第一話 絶刀・鉋 (講談社BOX)作者: 西尾維新,竹出版社/メーカー: 講談社発売日: 2007/01/10メディア: 単行本購入: 6人 クリック: 103回この商品を含むブログ (263件) を見る刀を使わない虚刀…

『人間シリーズ』(西尾維新)

「戯言シリーズ」の外伝というか、『殺人鬼』零崎一賊(族じゃないらしい)にスポットを当てたスピンオフ的なシリーズ。零崎双識の人間試験 (講談社ノベルス)作者: 西尾維新,竹出版社/メーカー: 講談社発売日: 2004/02/05メディア: 新書購入: 4人 クリック: 12…

購入記録

連日のように本屋に足を運んでいる気がする……。サナギさん 3 (少年チャンピオン・コミックス)作者: 施川ユウキ出版社/メーカー: 秋田書店発売日: 2006/12/08メディア: コミック購入: 2人 クリック: 20回この商品を含むブログ (87件) を見るほんわかブラック…

『戯言シリーズ』(西尾維新)

先日購入した『化物語 (上)(下)』で、キャラクター同士の掛け合いが思いのほか面白かったので、3連休を利用して初期シリーズの「既刊分一括購入一気読み」に臨んだような次第。 熱烈なファンがいる一方、強烈なアンチがいるという話を聞く作者ですが、読ん…

『王様の仕立て屋 13巻』(大河原遁)

パリ編終了〜!!(12巻でも書いたような気がしますが見なかったことにします) 大ネタは12巻の対リヴァル関係で終わっていましたんで、後日談的な小粒の話が多く、特に「ノートルダムの鐘」は作品初期の雰囲気を醸し出していてお気に入りです。 最近は大手ブラ…

購入記録

『げんしけん』9巻を買いに行っただけなのに、結構な量の(ryげんしけん (9) 限定版作者: 木尾士目出版社/メーカー: 講談社発売日: 2006/12/22メディア: コミック購入: 5人 クリック: 95回この商品を含むブログ (393件) を見る『げんしけん』もとうとう完結…

南瓜鋏6を買いに行っただけなのに……

気が付くと結構な量の本を抱えていた今日この頃、いかがお過ごしでしょうか。Pumpkin Scissors(6) (KCデラックス 月刊少年マガジン)作者: 岩永亮太郎出版社/メーカー: 講談社発売日: 2006/10/17メディア: コミック購入: 1人 クリック: 23回この商品を含むブ…

購入記録

飯食いがてらカルコスへ行って、何冊か購入。 (講談社漫画文庫)" title="蒼天航路(18) (講談社漫画文庫)">蒼天航路(18) (講談社漫画文庫)作者: 王欣太,李學仁出版社/メーカー: 講談社発売日: 2006/12/12メディア: 文庫購入: 2人 クリック: 11回この商品を含…

『神は沈黙せず』(山本弘)

元グループSNEの初期メンバーにしてディードリットの中の人。 個人的には『サイバーナイト』のノベライズにおける科学考証が一番印象に残るラノベ作家。 最近では「と学会」会長として有名な山本弘の本格SF小説が文庫化されてました。 これまた単行本が出た…

購入記録

大奥 (第2巻) (JETS COMICS (4302))作者: よしながふみ出版社/メーカー: 白泉社発売日: 2006/11/29メディア: コミック購入: 3人 クリック: 55回この商品を含むブログ (442件) を見る男女逆転歴史絵巻の2巻が出てました*1。 前巻の最後で8代将軍吉宗公(女)…

『紅』(片山 憲太郎)

書店で『このラノベがすごい2007』を立ち読みしていて、『電波的な彼女』の著者が新しいシリーズを始めているのを知りました。 『電波的〜』では毒がキツ過ぎて(それが著者の特徴ではあるんですが)読者を選んでしまっていましたが、今作では所々に毒を感じは…

2冊

BLACK LAGOON 6 (サンデーGXコミックス)作者: 広江礼威出版社/メーカー: 小学館発売日: 2006/11/17メディア: コミック購入: 6人 クリック: 89回この商品を含むブログ (286件) を見る『ブラクラ』6巻、偽札編とメイド編2の前半を収録。 なんつっても、この…

まとめ買い記録

水滸伝 2 替天の章 (集英社文庫)作者: 北方謙三出版社/メーカー: 集英社発売日: 2006/11/17メディア: 文庫購入: 2人 クリック: 16回この商品を含むブログ (74件) を見る北方「水滸伝」の2巻発売。 この巻で、ついに梁山泊が反政府勢力の拠点として活動を開…

SF関連2冊

金曜に大須の三洋堂で購入。 3階と1階で別々に購入したのですが、奇しくも同じ方の著作でした。特盛! SF翻訳講座 翻訳のウラ技、業界のウラ話作者: 大森望出版社/メーカー: 研究社発売日: 2006/03/12メディア: 単行本購入: 2人 クリック: 11回この商品を含…

PHP文庫

最近の個人的なハヤリは「本気で調べようとすると結構大変な内容をかいつまんで読みやすく紹介している本」であります。 ポイントは、実際に教養として身に付く付かないはともかく、「読んでると何となく判った気になる」てなトコ。 ちくまの学芸や講談社の…

『王様の仕立て屋 12巻』(大河原遁)

パリ編突入〜。 でもって、パリ支店長のエレナ嬢も登場。 社長とかツインテールとか、悠に絡みそうな女性キャラは結構居ますが、今のところ素直に悠への好意を表に出してるのは彼女だけですねぇ。 本誌ではパリ編がひと段落してナポリに帰ってますが、今後の…